ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

早朝の札幌駅、コピー用フィルムで撮影

例のコピー用フィルムを消費すべく、早朝から札幌駅で撮影に興じました。汚い写真が並びますがどうかご容赦を。写真は撮影者の心を映す鏡かも。

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1217列車 急行「すずらん5号」 スハネ16 2066
2000番代を名乗る電気暖房対応の車両が北海道に配置されていたなんて、ちょっとびっくりです。北海道には電気暖房の機関車は存在しないので無用な設備です。荷物車や郵便車は全国を股にかけて運用されるので電気暖房が普通ですけど。電気暖房対応車は蒸気暖房にも対応していますから問題ありません。

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同列車 DD5 1604
この写りの悪さは、何だか明治時代の写真のようです。

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518列車 急行「大雪10号」 DD51 1051+DD51
1番ホームに急行「大雪10号」が到着しました。回送車かもしれませんが、DD51重連です。当時は重連はそう珍しくもなかったので、後ろの機関車の番号は確認していません。

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418列車 急行「狩勝8号」、31D 特急「オホーツク」
ブルトレなどのテールサイン付の顔を見慣れた目には、寝台車の妻面が剥き出しになった姿は、奇異に見えるかもしれませんね。

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キハ82 70
当時、特急「オホーツク」は1往復だけで、下り列車は早朝に札幌駅を発車していたので、なかなか撮影できませんでした。「オホーツク」は1往復だけでしたが、他に特急「おおとり」1往復と急行「大雪」4往復が網走まで結んでいました。

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キハ82 71
札幌方と網走方のキハ82は連番でした。

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524D キハ27 125
一見、何の変哲もないキハ27ですが、実はキハ27の異端車です。125~129の5両が該当します。何が異端かはネットで調べればすぐに分かります。キハ28風キハ27ということになります。

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825列車 オハ35 851
オハ35系には多くの異端車が存在しますが、これは比較的多かった雨樋のない車両。多いなら異端車じゃないだろ、って突っ込まれそうですが、少数派という認識でよろしくです。雨樋は、錆びて朽ちたために撤去されたそうですが、無くて済むなら他の車両でも付けなきゃいいように思います。

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902D 急行「らいでん2号」 キハ46 2
遜色急行らしく、この日の編成はキハ46、キハ22、キハ40という一般形車両だけ。
札幌方先頭車のキハ40の列車種別幕は真っ白。「急行」はまだ印刷されていなかったのでしょうか。行き先は長万部

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133列車 ED76 501
だいぶやつれたような姿になっています。

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この日は珍しく荷物線に貨車が何両も停車していました。何を積んでいたのでしょう。貨車の知識は持ち合わせていないので何も説明できません。それにしても、荷物ホームの裏では、新しいビルの建設がどんどん進んでいます。

昭和55(1980)年5月10日 札幌駅