昭和59(1984)年3月20日 多度津機関区 DF50 24ほか
四国旅行の最終日、帰る前に多度津機関区を訪れました。四国といえば、全国に先駆けて昭和45(1970)年に無煙化を達成し、DF50がバンバン走っていたことで有名でしたが、旅行中、とうとう一度も見ることはありませんでした。
機関区の事務所で撮影許可をもらって構内に入ると、うわ、いるわいるわ、DF50が。でも、みんな息をしていませんでした。切り文字ナンバーも剥がされていました。どうやら四国ではDE10がDF50にとってかわり、用済みのDF50は全廃となったようです。
高価な機関車の割にはパワー不足だったために、全国の蒸機を置き換えるまでには至りませんでしたが、DD51登場までの間、無煙化に貢献したのは偉大な業績と言えるでしょう。0番代車が3両、静態保存されているそうです。
DF200にDF50の面影を重ねてしまうのは私だけでしょうか。