昭和57(1982)年2月 巴川口→折戸 661列車 DD13
清水港線は岬をぐるりと回り込み、起点の清水駅と終点の三保駅とでは方向が180度変わりました。従って、富士山を列車の真後ろに置いたり横へ置いたりと、変化をつけて絡めることができました。
写真の場所は、すっかり様変わりしたようで、手前の貯木場は消えたようです。奥に見えるタワークレーンはまだ健在のようですが、会社は変わりました。
並行する道路には頻繁に静鉄バスが走り、しかも列車をあっさりと抜き去ってしまいました。朝の通学に清水港線を使っていた生徒のほとんどは、帰りは静鉄バスを利用していたと聞きます。
廃止から30年以上が経ち、当時、列車を利用していたキャピキャピな高校生たちも今やすっかり脂ぎったオジンとオバンでしょうね。