昭和62(1987)年6月20日 只見線 会津西方←会津檜原(只見川第一橋梁)
429D(キハ58+キハ45+キハ58)
JR東日本が発足し、割安な「E・Eきっぷ」なるものが発売されました。梅雨の真っ最中ながらも、それを使って早速只見線に向かいました。
その4か月前の国鉄時代に撮影に来て撃沈した、只見川第一橋梁を入れてのリベンジ戦になります。その時は檜原側から旧道を歩いて行きましたが、今回は、崩落した旧道であっても人が歩けるくらいの余地は残されているかもと期待して、宮下側より歩いてみました。
途中までは草もまばらで歩きやすかったのですが、橋梁が見えるあたりから先は鬱蒼とした茂みになり、それ以上進むのは断念しました。雨に濡れた草むらを漕いで、全身ズブ濡れになるのはイヤでしたし、草で足元が見えなくなって危険だと思ったからです。で、上の写真でお茶を濁しました。
その後、秋にもう一度同じ場所にやってきましたが、やはり背丈ほどもある鬱蒼とした草むらを漕いで、先へ進む勇気は出ませんでした。
今はすっかりメジャーになった場所ですから、鉄道ファン以外でも旧道を散策する人がいるかもしれませんね。