ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

雨の滝谷駅を俯瞰する

昭和63(1988)年11月5日 只見線 滝谷駅 8434D
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昨日に続き只見線です。
ある日、滝谷駅付近で何気なく駅前の山を見上げたところ、木が伐採されており、いい感じのお立ち台に見えました。これは是非行ってみなくては。

そして意を決しての後日。
5万の地図を見てもそれらしい道はありません。どこから上っていいのか分かりませんが、とりあえず第一橋梁を撮影した後、とぼとぼと歩いてやってきました。列車が走っていない時間帯なのでちょうどいい時間潰しになります。
生憎の雨模様なので山に入るのはいささか躊躇し、山に上がらなくて済む、自分を納得させる言い訳を考えたりしますが、滝谷駅に近づいたところで、目的地である山の裏に立ち入れそうな林が見えたので(今なら不法侵入で通報されちゃうかも)、そこから入ってみることにします。
下草ですぐに足元は濡れまくり、気分はもうヤケのヤンパチ。ところが幸い、獣道がすぐに見つかり、駅の方へ向かっているようですので歩を進めます。林を抜けてホットして油断したのがいけなかったのか、ぬかるんだ獣道で足を滑らし2mほど滑落してしまいます。うまいこと四つん這い状態で滑り落ちたので、掌以外は汚れませんでした。用心して軍手をしていたし。誰もいないのに照れ笑いをしてすぐに這い上がります。
その甲斐あって、無事に山頂に到着。期待した通りの視界が眼下に広がっています。雨は残念ですが、まあいっか。

因みに滝谷駅は、右下の木の陰になっていて見えません。