ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

クロ481

昭和59(1984)年7月29日 博多駅 2019M 特急「かもめ9号・みどり9号」
クロ481-1(みどり9号)
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改めて、いいなあ~このフォルム。しかもグリーン車。文字だけのヘッドサインが新鮮に見えます。クロ481は特急「あいづ」の運用にも入っていました。
当時の特急列車は、北海道の電車特急を除き、グリーン車連結が当たり前でした。そこで、編成の短い列車や、山岳路線を走りMT比を大きくする必要のある列車にはクハの代わりにクロが入りました。写真のクロ481-1は「みどり」の運用ですが、この「みどり」はたったの4両編成で、前者に相当します。後者が「あいづ」となります。
新造の0番代は九州で活躍し、サロ481改造の50番代は専ら「あいづ」の運用に、新造の100番代は仙台に新製配置された後、全車九州へ転属となりました。
因みに「みどり」は4両編成の佐世保行きで、「かもめ」は8両編成で長崎行き。両列車は肥前山口で分かれ、それぞれの目的地を目指しました。


ところで、今はカラーポジのスキャンをしているところですが、これがなかなか進みません。マウントを外して1コマずつスキャンしているからなのですが、コダックのマウントが最悪です。厚手の紙製で、糊付けしているため剥がし辛く、フィルムを傷めないように注意して行います。当然、マウントの再利用はできませんので、剥がした後は、フィルムを透明の一コマ用の袋に収納します。ところが、この袋が結構いい値段で、一枚5円ほどもします。カラーポジフィルムは600本以上あるから、2万コマ、袋代だけで10万円以上はキツイ!ここは取捨選択してスキャンしましょうかね。でもなあ・・・。

その点、フジのマウントは再利用可能なプラスチック製なのでお金要らず。剥がすのも簡単、再収納するのも楽。でも、本数は30本程度です。やっぱりコダクロームが好きなんですよね。だから、剥がし辛い紙マウントでも我慢できちゃう。

今日のことを予想して、スリーブにしておけばよかった・・・。