この頃の写真は以前にアップしていますが、キズや乳剤抜けが多くてレタッチがあまりに面倒臭く、アップしていなかった写真を今回アップします。
金曜日に出張で富山へ行き、夕方に1時間ほどで仕事は終了。夜は営業の人の接待で地元の料理とお酒を楽しんだったか(記憶なし)。そして翌日からの土・日で鉄を楽しみました。着替えは荷物になるので背広姿で沿線に立ちました。
7:52 西富山→富山 843D
7:56 富山→呉羽 上り貨物列車 EF70 4
初期タイプで前照灯が1灯。ブタ目になっていますが、垢抜けていない分だけ味わいがあります。中学生の頃、年上の友人が16番の模型を持っていて、全然身近ではありませんでしたが、気になる機関車ではありました。姉妹機のED74はED70の後継機として平坦区間の客貨両用機関車として製造されましたが、方針が変わりEF70が量産されたことで総数僅か6両の悲運の機関車の仲間入りとなってしまいました。九州に転属して、この年に全廃されています。
7:58 富山←呉羽 1422列車 DE10 44
8:16 L特急「加越4号」
富山~米原間のL特急です。当時の特急電車としては7両編成と短く、また食堂車も不連結ということで、あまりパッとしないイメージがありますが、この出張で生まれて初めてサロ481に乗車しました。会社のお金でグリーン車の乗り心地を味わいました。
8:19 325M
福井発富山行きの普通列車。列車種別の表示窓は、冬場のトンネル内でツララによる破損防止のために鉄板で塞いでしまったそうです。北陸本線を走る457系一族の外観的特徴でしょうか。白地の列車愛称表示板は「立山」や「くずりゅう」などで使用していました。
8:28 特急「北越」
金沢~新潟間の特急電車。同区間を走る「雷鳥」(485系)もあったためか、わずか1往復だけの運用で地味な印象があります。でも編成は485系「雷鳥」と同じ、グリーン車2両と食堂車付きの堂々の12両編成でした。
わずか30分ほどの滞在でしたが、次々と通過する列車でお腹いっぱいになり、満足しつつ富山駅へ引き返しました。
昭和57(1982)年6月26日