ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

スリッピ号

昭和59(1984)年8月14日 小樽築港(会場前)駅 「スリッピ5号」
イメージ 1
小樽博覧会というものが開催され、「スリッピ号」は札幌と、会場の最寄りの駅であった小樽築港とを結んだ臨時列車です。小樽築港とは言っても、本線の駅ではなく、すでに使っていなかった構内の貨物線だか引き込み線だかに臨時の駅として設けられた小樽築港(会場前)駅です。あるブログによれば、「小樽博覧会会場前臨時乗降場」というのが正式の駅名のようです。短期間だったこともあってか、仮設のホームすらない、ステップを使っての乗降でした。数年前に見たJR貨物輪西イベントで、DF200やDD51の体験添乗を思い浮かべます。

運用にあたったのは写真のキハ80系と14系客車。キハ80系は3往復、14系は1往復半が運転されました。料金不要の快速列車だったと思います。短距離とはいえ、冷房完備の特急用や急行用の車両に運賃だけで乗車できるというのは、破格のサービスに思えました。やるな、国鉄

博覧会には興味がなかったので、一般開放していた小樽築港機関区へ行き、DLばかり撮影して帰宅しました。