だいぶ前の記事とだぶりますが、1984年開催の小樽博覧会に合わせて、小樽築港駅の構内に臨時駅「小樽築港(会場前)」が開設されました。札幌からのアクセス列車として、キハ80系や14系客車を使った臨時列車「スリッピ号」が設定されました。快速列車としての運転で、特急料金もグリーン料金も不要でした。博覧会には興味がなかったので、一般公開していた小樽築港機関区へ足を向けました。
意識したわけではないでしょうが、DD13、DD14、DD15の順で撮影しておりました。DD15は34号機。奥にはDE15もおり、排雪用機関車が勢ぞろいです。
14系客車の「スリッピ号」牽引のDD51にはヘッドマークが取り付けられました。ヘッドマークの形はホタテ貝のようです。「スリッピ」とはマスコットキャラクターの名前ですが、そのマスコットとは鳥なんだかよく分かりません。ひよこにも見えます。
文字なしのヘッドマークを付けているのは、運転体験用の機関車だったと思います。
タブレットの防護棒がなかなかいかめしい。
後方に博覧会の観覧車が見えます。「スリッピ号」が留置されているのは、今のウィングベイ小樽が建つ辺りでしょうか。架線が張られていますが、ここが小樽築港駅の構内で、ED76牽引の貨物列車の着発があったからでしょう。
浜小樽へ伸びる貨物線が廃止になって間もなくだった頃のようですが、当時はそんなことなど全く知りませんでした。
ちゃんと専用のサボも用意されています。
結局この日は、機関区で撮影しただけで帰宅しました。乗車したキハ80系の「スリッピ号」は混雑していて座れそうにもなかったので、キロ80のデッキで立ちん坊でした。
昭和59(1984)年8月14日
アマゾンで購入した1円本の件ですが、その本の質を貶めるような気がしてきましたので、それを紹介するのは止めることにしました。まだ届いていませんが。申し訳ありません。購入した本のほとんどはすでに1円価格ではなくなっていますから、きっと売り切れたのでしょう。でも探せばまだ残っている本もあるので、興味のある方は探してみては如何でしょう。
そういえば、昨夜、「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていたら、漫画家のさくらももこさん死去のテロップが流れました。まさに記事の年に漫画家デビューしたそうで、当時付き合っていた彼女が愛読していた「りぼん」を、土下座して「ちびまる子ちゃん」を読ませてもらった記憶が蘇りました。さくらさんとは年こそ違いますが、誕生日が同じで、また同じ清水市内に住んでいたということで親近感を持っていました。
「オールナイトニッポン」のパーソナリティーをやっていた時に、歌手のイルカさんと声優のTARAKOさんをゲストに呼んで、「3人が一緒に喋ったら、誰が誰だか分からないでしょう」などと女子会の如くワイワイやってリスナーをからかっていました。3人とも声がそっくりなのです。「オールナイトニッポン」では「りぼん」編集者の宮永さんと一緒に放送していましたが、この人が後に旦那さんになりました。(子供が出来てから離婚)
「ちびまる子ちゃん」には花輪君と丸尾君という強烈な個性の男子が登場しますが、それぞれ花輪和一、丸尾末広という個性的(エグイ)漫画を描く作家の名前をもじったものであると、漫画を読み始めてすぐに分かり、いい気分になっていたものです。
さくらさんはドラマの脚本も書いており、当時8mmビデオに録画した「谷内六三商店」(谷内六郎をもじったか)は、その後DVDに変換して保存してます。泉谷しげるがいいガンコ爺さんっぷりを醸し出していました。夏川結衣さんや相楽晴子さんがまだ初々しくておバカな役を演じてました。その後、事務所ともめた加勢大周、大金持ちのインド人役にはなんだバカ野郎の荒井注、その娘で加勢の女房役が鉄骨飲料の鷲尾いさ子など、大物俳優が目白押し。極めつけは本物の象まで出ていました。
一時期はかなりハマりましたが、しかしこちらもいい年こくようになると漫画もアニメも全く見なくなり、すっかり離れてしまっていました。「オールナイトニッポン」の録音テープも漫画も本も、み~んな人にあげるなどして処分してしまいました。今手元に残るのは「谷内六三商店」のDVDだけです。1話だけ欠けてますけど。
吉田戦車との共作漫画も印象に残ります。シュールこの上なし。
53歳。早すぎるよね。まさに佳人薄命。ご冥福をお祈りいたします。