現在、カラーポジのスキャンを中断して家族写真のネガをスキャンしているところなのですが、その中から鉄道写真が幾つも出てきました。撮影した記憶がすっ飛んでいるものもあり、思いがけない写真を発掘し、つい顔が緩んでしまいます。
ただ、やはり劣化は免れず、ほぼ全部が黄変化しています。1980～1990年ごろのネガカラーフィルムはメーカーに寄らず劣化が本当に酷く、もっと古いフジカラーN100の方がまだマシのようです。
一番上の「おおぞら」と「北斗」の並びの写真では、「おおぞら」がボケています。フィルムの粒子は見えるので、撮影時にフィルムがカールしたのでしょうか。中版でもないくせに。これはコダックのフィルムですが、このメーカーのフィルムはどれもカールが大きいです。コダクロームは絶対的に信頼しているのですが、コダックのネガカラーフィルムはイマイチに感じます。
「オホーツク」も加わっての3本並びはなかなか壮快です。時代は既にキハ80系からキハ183系へと移行していました。でも禁煙車のキハ183は座席数が少ないしエンジン音はやかましいし、やっぱりキハ82が好きだな。
そこで、おまけに。
昭和57（1982）年1月1日 札幌駅
鉄道車両に赤は映えますねえ。
発掘作業はまだ続いています。
