北海道にも14系客車が投入されることとなり、その第一弾が急行「ニセコ」でした。投入といっても新車ではなく、本州向けだった車両を北海道仕様に改造したものです。しかし当時、14系は特急用車両でしたから、利用者としてはワクワクしていたわけで。
104列車 上り急行「ニセコ」
ED76 515
郵便車 オユ10 2551
7号車 スハフ44 9
6号車 スロ62 502
5号車 スハ45 37
4号車 スハ45 30
3号車 スハ45 41
2号車 スハ45 35
1号車 スハフ44 21
14系化に伴い、グリーン車の連結はなくなります。利用したことのない私にしてみれば関係ないことですが、撮る側としては編成が単純になり寂しくなります。また「ス級」から「オ級」と編成が軽くなりますので、晩年はDD51単機牽引になってしまいます。でも、この当時は夜行急行がまだ旧型客車のままでしたし、残念感よりも期待感の方が大きかったです。
でも、こんな蒸気に包まれる姿は14系では見られませんね。14系は電源を積んでいて冷暖房完備ですから。それは残念かも。
上り列車は撮影しましたが、下り列車は撮影していません。
昭和56(1981)年2月7日 札幌駅