ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

期限切れフィルムで蒸機撮影

3本目、4本目のポジフィルムは級友からもらったもので、1年ほど期限が過ぎておりました。過ぎたからどうなるかなんてことは全く理解していなかったので、もらってホイホイ、早速使ってみました。

札幌発7時35分発の急行「かむい1号」に乗車し、ずっと立ちんぼのままやってきたのは滝川駅です。この日は赤平での撮影がメインですが、乗り継ぎ列車の待ち時間が1時間半以上もあるので、その間にポジフィルムで遊びます。
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急行「かむい1号」を見送ります。

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DD15 34
落書き機関車。かわいそう。

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DD51 1075か?ぴっかぴかです。

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単492列車 29657、D51 444
赤平から入換を終えた9600が戻ってきました。ゼブラは全く気になりませんが、テンダの落書きはみっともないです。

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デフなしの9600とバック並走しています。活気あるう。

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単5680列車 D51 444
上砂川支線か歌志内線の貨物牽引のため、砂川へ向かいます。

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機関車ばかりか建屋までも落書きだらけ。自分たちの職場を汚して平然としている組合を信じられるわけがありません。

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DD51 634

機関区を覗いてみます。
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給炭場で憩うD51 297。

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デフなしの49671。ゼブラは控えめ。クルクルパーは気になりません。落書きがないだけで美しく見えます。

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59614は火が落とされ、煙突にはカバーがかけられています。ナンバープレートはついたままですが廃車でしょう。

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D51 38も同様に廃車のようです。書類上は一種休車かもしれませんが。

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庫の中には、赤ナンバーの49648がおります。この年の5月5日に、宗谷本線で「SLさよなら列車」を重連で牽引した機関車です。もう一台の機関車は39679でした。

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ここでフィルムは終わります。ポジはもう1本あるのですが、それを使うのはまた別の機会に回し、モノクロネガに交換して撮影を続けるのでありました。

経年劣化によるものなのか、もともとの仕様なのか、色合いがイマイチなフジクロームではありますが、期限切れの影響はあまりないような気がします。

昭和50(1975)年7月13日