ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

年末の札幌駅

士幌線を撮影した残りのフィルムを消化するため、札幌駅で駅撮りです。

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8005M(らしい) 本来は1005M 特急「いしかり5号」
、904D 急行「いぶり・らいでん4号」

定期のスジを使って試運転とは。
「いぶり・らいでん4号」は、どう見ても普通列車にしか見えませんね。こういう遜色急行は意外にありましたね。キハ21の急行「せたな」「えさし」「松前」とか。

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23D 特急「北斗」、403D 急行「狩勝3号」
両者とも随分とくたびれた印象です。労働組合がそそのかして洗浄を手抜きしていたからでしょうか(あくまでも個人の印象です)。

昭和53(1978)年12月25日

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1007M 特急「いしかり7号」
真冬にはトラブル続発で、間引き運転や減車(4両編成)をせざるを得なかった485系電車。北海道には専用車が必要だということを見せつけることになります。

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6206D 急行「すずらん4号」
すずらん」といっても函館行きです。所要時間は4時間50分でした。

昭和53(1978)年12月30日

とまあ、何の変哲もない写真でした。この後、ポジを使うのは春になってからです。やはり、価格の面でモノクロネガを選択してしまいます。

昨日、ヤフオクで落とした「日本蒸気機関車形式図集成」の「第1集」と「第2集」が届きました。国鉄に在籍したすべての形式のみならず、図面だけに終わった形式図も収録されております。今回入手できなかった「第3集」には私鉄や専用線の機関車も収録されており、この3冊があれば、日本に在籍した蒸気機関車のほぼ全てを知ることができるわけです。ただ形式図ですので、誠文堂新光社発行の「〇〇〇ガイドブック」同様、実際の姿とは必ずしも一致しません。C11形式に除煙板が描かれていなかったり、後にC52形式に改称した8200形式の姿がC52形式の形式図とはかなり違っていたりしています。明らかに間違いであると思われます。そうは言っても、以前掲載した北海道鉄道の在籍機関車7200形式7225~7227号機の姿を知ることができて、気分はすっきりです。短期間だけC13形式を名乗った2920形式も興味津々。KC55形式などは満鉄のパシナのような流線形で、軸配置はC62と同じ2C2のハドソンを採用し、機関車運転整備重量はC62より10t以上重い100t超となっています(C62は87~88t)。KC55形式を3気筒にしたKC56形式とか、1E1のKE50形式とか(全て1067mmゲージ)、もうワクワクしっぱなしで、模型やCGで誰か作って!と叫びたくなりますね。