ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

リニア詣で

大淀川で撮影を終えたのち、東都農へ行きリニアモータカーの実験走行を拝んできました。

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宮崎駅
DF50やDD16、ED76の姿があります。後方には蒸機時代の給水塔も見えます。

東都農駅に移動し、リニアモータカーの実験走行を拝見。
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この時は時速300kmでの走行でしたか。でも、今や新幹線がこの速度で走っているわけですから技術の進歩には驚かされます。20世紀初頭にはドイツの電車が時速200kmを突破し、その90年後にはフランスTGVが時速500kmを突破。時速300kmは、それまで鉄輪方式の限界と考えられていた速度ですが、現実は理論値を大きく超えてしまいました。そして磁気浮上方式においては平成27(2015)年に時速600kmを突破。もはや鉄道というよりも地を這う飛行機といえるでしょう。そんな猛スピードで飛ばして、地震国日本で大丈夫かいなという不安が付きまといます。

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457系電車が走り去っていきます。わたしゃ、これくらいの速度でいいや。

昭和54(1979)年8月21日

昨日はヤフオクで落とした地図が届きました。昭和40年前後の20万分の1が20枚ほどで全道を網羅していますが、わずか1000円という格安の出品で、競うことなく落札できました。簡易軌道や殖民軌道、森林鉄道に炭鉱鉄道など様々な鉄道があちこちに残っています。20万なので、函館や札幌の路面電車や駅付近の短い専用線などは載っていませんが、道路が整備されていない分、あちこちに鉄道が敷かれていたのがよく分かります。有料で古い地図を入手できますが、当時の地図そのものを手にして見るというところに味わい深いものを感じます。昭和40年といえば、函館本線は未電化でC51やD50が本線を走り、C56が札幌駅で入換をしていた頃でしたか。そうそう「まりも」がC62重連で走っていましたね。

更に物置で物を探していたら、とっくに捨てたと思っていたVHSテープが15本ほど出てきました。そのうちの1本が貴重な作品で、ずっと探していたものでした。地元STVで制作した「きかんしゃ慕情 D51 12人兄弟」という番組です。苗穂工場で製造されたD51は全部で12両。そのすべての機関車の軌跡を追った内容です。最初の放送は昭和50(1975)年の晩秋だったと思います。かろうじて蒸機列車が残っていた頃です。録画されていたのは再放送時(もしくは再々放送時)のもので、確か友人にもらったものだったかと。他のテープは青函トンネル開通時の記念番組だとかC62ニセコ号特集です。すでにテープは劣化し、完全に綺麗な再生は不可となっている状況ですが、何はさておき、貴重な内容だけに現在せっせとPCに取り込んでいます。もうここんところ、心はずっと過去に向きっぱなし。現実逃避もいいところですね。