ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

車両写真-34 グリーン車付き普通列車

急行「ちとせ」が東室蘭~室蘭間で普通列車になると、その区間だけグリーン車付き普通列車となりました。他にグリーン車付き普通列車といえば夜行急行「大雪9号」「同10号」の北見~網走間、急行「なよろ3号」の小樽~札幌間などの運用に確認できますが、時刻表には乗らないグリーン車付き普通列車が今回スキャンした写真の中にありました。

札幌駅7番ホームです。
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キハ27 202

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キロ26 8

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キハ56 144

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キハ56 131

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キハ27 52

写真の列車は札幌発7時34分、江別着8時3分の525Dだと思われます。先頭のキハ27 202は「準急」の列車種別をチロッと見せています。他に「特急」も持っているはずです。

5両編成のうち、普通車4両は行先サボを差していますが、グリーン車は差していません。差していないけれども、車内には座している乗客の姿が見えます。

折り返しは江別発8時16分、札幌着8時48分の528Dですが、この編成具合から札幌到着後は急行「ちとせ」になるのかと思って時刻表を見てみますが、同じホームでは「ちとせ4号」が8時40分に発車した後で、他に続くであろう列車は函館本線千歳線はもちろん、札沼線にも見当たりません。運用図でもあれば一発で分かるでしょうけれど、生憎持ち合わせていません。何とも変な列車ではあります。

因みに525Dの前の運用は何かと時刻表を繰ってみると、千歳発6時36分、札幌着7時28分の1721Dがそれらしく思えます。

37年前のことですが、誰か、このモヤモヤした気持ちをすっきりさせてくれんかのう。

昭和55(1980)年8月4日