ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

車両写真-35 再び121列車

その前日に引き続き、121列車の走行中の形式っぽい写真を撮っています。楽して撮れるので味を占めたか。ブレやピン甘のオンパレードですが、ご容赦を。

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オハフ33 1566(←オハ35 725)
オハフ33の1500番代は、TR34を履くオハ35を緩急車化したグループで、北海道仕様とは無関係です。種車が古めのオハ35でTR23を履くものは1000番代に区分されています。

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スハ32 848(←スハ33511)

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スハ32 839(←スハ33502)
上下の写真と見比べると、出入口扉が交換されています。

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スハフ32 409
旧称なしのラストナンバー車です。この当時は北海道仕様車を番代区分していませんでした。DD51にもそういう区分はありませんでしたね。

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オハフ62 21(←ナハフ24799)
オハフ62は木造車の台枠・台車を流用して製造されましたが、31号から40号のようにオハフ61を北海道仕様に改造した車両もあります。オハフ62の初期車からはキハ45に改造された車もありますが、後のキハ45系キハ45とは全くの無関係で、今で言うところのPDCになります。

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オハ36 127(←スハ42 127)
スハ42にいわゆるリニューアル工事を施し、軽量化したのがオハ36です。軽合金を使用した窓枠が外観的特徴でしょうか。新しいように見えてもスハ42の流れを汲んでキノコ折妻です。



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スハフ42 517(←スハフ42 2036←スハフ42 36)
不足したスハ45系を補充すべく、本州仕様のスハフ42を北海道仕様に改造した車両です。せっかく搭載した電暖を撤去しています。北海道では使いませんからね、電暖。

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マニ60 2560(←スハニ62 19←オニ26777)
暑いので窓を開けています。鉄格子が入っているので開け辛いのではないでしょうか。

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マニ50 2199

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オユ10 2578(←オユ10 2021)
2550番代という区分になる車両で、内地仕様車に冷房を搭載した上で北海道仕様としたもの。もともとの北海道仕様車2500番代は、冷房を搭載して2520番代に。北海道仕様なのに電暖搭載としたのは、海を渡り本州でも運用するため。郵便車の冷房化は、郵便物を汗で汚さないための処置だったそうです。

昭和55(1980)年8月2日 苗穂←札幌