ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

春っぽく

せっかくの4月でもあることだし、春っぽい写真を引っ張り出しました。

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塩谷駅 昭和63(1988)年5月5日 1532D

函館本線の塩谷駅に1532Dが到着するところです。下りの「C62ニセコ号」を撮影に来たわけですが、この上り列車と行き違いとなります。道路も駅舎も今とは違いますが、新しい道路のコンクリートの台座のようなものが既に据えられています。ずらりと並ぶ車は、C62狙いのファンのもので、運転初年度ということで、あちらもこちらも名撮影地ではも多くのファンがカメラを構えておりました。へそ曲がりな私はそういう中に混じりたくないので、人のいない場所でばかり撮影しておりました。この場所は列車の窓から見つけたもので、近くには誰もおりません。構図的にはいまいちながら、塩谷の山の残雪と満開っぽい桜の対比が、北海道の春らしさの一端を表せたのではないかと、ちょっとほくそ笑んでおります。