実はこの撮影では少年と一緒に撮影しておりました。誘拐したわけじゃないですよ。ちゃんと親御さんの了解済です。撮影を終えて今市駅へ向かう途中、通りすがりの鉄ちゃんに声を掛けられ、車で日光駅まで乗せてもらいました。今更ですが、ありがとうございました。車内はいささか煙草の煙が充満しており、下車してから少年と「息苦しかったね」と労いました。
風格があります。流石、国際的な観光地の玄関口です。なおこの写真は、帰りしなに慌てて撮影したものです。
撮影会会場のすぐ横には東武日光線が走っています。
そして撮影会。
日光駅は奥の方にあります。この小ぶりなヤードがどのように使われていたのかは分かりませんが、絶好の撮影場所になっていました。時間がたっぷりあったせいか、ヤジ合戦になることもなく、お互いに譲り合って撮影したように思います。機関車は機回し済で、返しの「はくつる」ヘッドマークを掲出しています。
愛称サボもちゃんと用意されています。
黒岩保美さんデザインの最高傑作ともいわれる「ゆうづる」。C62が最後に牽引した特急列車でした。黒岩さんは写真以外にも8mmフィルムの映像も数多く残されています。
日光線の上り電車が発車しました。
到着した時はパンタグラフが降りて、前照灯も消えた状態でしたが、その後しばらくしてから、こんな具合になりました。つい似たような写真を何枚も撮ってしまいましたが、もっと機関車のディテールなんかも撮っておけばよかったと後悔しちょります。ついでにハイモの写真もね。