ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

まだまだ旧型客車が現役だった頃

この当時、すでに50系客車が全国に配備され、次々と旧型客車を置き換えていた時期ではありましたが、「旧型客車の全廃」という雰囲気はまだありませんでした。とはいえ、数を減らしてゆく形式を1枚でも多くカメラに収めておきたいというのは、ごく普通のファン心理でありました。

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オハフ33 1031

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スハ43 702

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オハフ62 13

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スハフ32 389

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スハ45 29(手振れでちょっと怪しいかも)

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スハフ44 7

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オユ10 2563

メモはありませんが、夕刻っぽい時間帯と3番線停車から考えて121列車だと思います。函館発6:20、旭川着19:46の列車で、山線を経由していました。ただし、前の何両かは岩見沢止まりです。札幌駅では20分間の停車。岩見沢駅でも20分間停車しますが、その間に客車を切り離していたのでしょう。どんな小さな駅にも全て停車する義理堅い列車で、張碓駅に停車する(15:21)下りの最終列車でもありました。(上りの最終は札幌発小樽行きの846列車で23:35)しかし上りの122列車は無慈悲にも張碓駅だけは通過していました。旭川行きの各車両にはご丁寧にも号車札を掲げています。切り離しがある関係でしょうか。つまり「号車札のない車両は岩見沢止まりです。ご注意下さい。」といった車内案内をするためかと。

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鈍足な旧型客車でも、流し撮りではスピード感が出ます。あんまり出てないか。

古い客車ばかりでもナンですので、華やかな特急列車でも。
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とはいえ、どちらも過去帳に入っているではありませんか。

今の単調な車両運用から見ると、当時の列車はまるでイベント列車のように思えてきます。もっとも、楽しいというよりも、どちらかというと苦行列車に近いですが(笑)。

昭和57(1982)年1月2、3日 札幌駅

昨日、駅アナウンスの音声ファイルを編集していたところ、音が波打っているものがありました。いわゆるワウフラッターの大きいもので、音が揺れていました。PCへの取り込みに使用したのは、ヤフオクで入手した業務用のカセットデッキなのですが、取り込み当時にそれは認識していました。なぜか、クロムテープにだけ発生した現象なのですが、当時はファイル化を急ぐあまり、それで善しとしたまま放置しておりました。しかし、実際に編集する段になって、これではアカンということで、再度取り込みし直すことにしました。今度は別のデッキを使って取り込もうとしたのですが、これが故障していて音が出ない!なんやねん。仕方なく、再度、業務用デッキの登板ということで、冷えた押し入れの中から引き出してきました。おそるおそる再生ボタンを押すと、おや、正常に再生しているではありませんか。いや、まだ分からんぞ、ということで、ファイル上では大きく音の揺れていた箇所までず~っと聞いていましたが、問題の場所に来ても正常に再生してくれているではありませんか。音の揺れもなく、帯広駅を急行「池北・ぬさまい」が発車してゆきました。昨年の不調だった原因は分かりませんが、再取り込みを行うなら今しかないかも。