ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

テレプラスデビュー

ここしばらくの間、ブログを書く時に加え、CDを制作するために生録した音の内容を確認する必要から、古い時刻表を引っ張り出しては、それがそのまま机の上などに積んだ状態になっております。邪魔でしょうがありません。
調べたり確認作業をする中で、たとえば、昭和55年9月号の北海道時刻表を見てみると、函館発04:50の特急「北海」には注釈が付いていて(8月18日までは網走まで延長運転・旭川網走間8011D特急 網走着1538)なんてのを見てしまうと、早速に常紋信号場を通過する「北海」の映像が頭の中に浮かんできて、もう仕事の邪魔でしょうがありません。でもせっかくなので石北本線のページを繰って臨時「北海」のスジを確認してみると、特急列車を強調する太い線が表示されておらず、これは上りの臨時特急「北海」も同様で、ミスプリントなのかそれともそういうものなのかの判断もつかず、忸怩たる思いにかられていると、今度は札幌発網走行きの普通列車というのが目に飛び込んできて、(札幌旭川間831)なる列車は旭川~北見間が521列車、北見~網走間が1521列車と列車番号を変えながら、11時間21分の長距離運用をこなしております。じゃあ、逆はどんなんだろうと思って上り列車を見てみると、522列車というのがあって、網走~旭川間だけの運用でした。対の運用にはなっておりませんでした。
さっぱり話が先へ進まないじゃないか。

札沼線新琴似駅です。買ったばかりのテレプラス(1.4倍だったか2倍だったは失念しましたが、2段絞ったような気がするので、2倍だと思います)を使ってみようと撮影にやってきたのですが、天気が悪く露出が取れないので、ネオパンSSS(スリーエス)をASA800に増感して撮影に臨みます。
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12:06 644D(石狩月形発)の到着です。駅長さんが停止合図を送っています。

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タブレットの交換です。この当時はタブレット扱いをほとんど意識していなかったので、タブレット交換などの様子はほとんど撮影していません。

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発車です。蝶ネクタイ姿の駅長さんや助役さんの姿は、札幌駅でも見かけました。今や蝶ネクタイはすっかり見かけませんね。なんかお笑い芸人のイメージが強いです。

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未知の焦点距離に戸惑い、ボケボケな画像で恐縮ですが、安全確認を怠らない車掌さんと駅長さんです。

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桑園~新琴似(今なら新川~新琴似
今からは想像もできない、のどかな沿線風景。
因みにレンズはタムロンの80~250mm/f4.5~5.6だったかと。今にして思えば、映像のキレはイマイチながら、結構愛用しました。マウントアダプター交換で各メーカーのカメラに装着可能でした。私のカメラはミノルタXE。

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分岐器を転轍しにやってきた駅員さん。こちらを睨んでいたので顔隠し。

超望遠の効果が面白くて、この後も何度も使うことになるのですが、しばらくしてから仕上げたプリントを見るとなんかシャッキリしていません。そりゃそうです。単にレンズの中央部を拡大しているだけなんですからね。レンズの荒も拡大されているわけで。そのことに気づいてからは、滅多なことでは使わなくなりました。

昭和52(1977)年8月5日