ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

「北海」を降りて

年末帰省では、函館から特急「北海」に乗車して09:22、札幌駅5番ホームに到着。折しも「北斗4号」(3番ホーム09:42発)と「オホーツク3号」(4番ホーム09:28発)が並んでおりました。

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横に動くものを、縦走りのフォーカルプレーンシャッターカメラで撮影すると、垂直線が斜めに傾くのですが(今時のCMOSイメージセンサー使用のカメラ・ビデオカメラでも同様)、この写真ではまだ列車の速度が遅かったせいか、ほとんど目立ちません。でもほんの僅かだけ左に傾いています。

 

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1番ホームからは室蘭行きの「ライラック4号」が発車しました。

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09:30 ライラック4号

 

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09:34

入れ違いに「ライラック3号」が室蘭から到着。札幌~苗穂間では「3号」と「4号」がすれ違うことに気づきました。パターンダイヤなので、他の「ライラック」も同様ということ。ところで、この当時、「ライラック」は東室蘭~室蘭間も特急扱いでした。

 

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「北海」「ライラック3号」

「北海」はこれから回送列車となって札幌運転区に引き上げるので後部標識灯を点灯していますが、前部標識灯も点灯したままです。「ライラック3号」はスイッチバック旭川へ向かいます。

 

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09:38 2番ホームを上り貨物列車が通過してゆきます。結構、長い編成です。

 

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09:42 ちとせ1号・えりも1号

ライラック3号」を追いかける様に、洞爺・室蘭からの「ちとせ1号」と様似からの「えりも1号」の併結列車が到着です。急行列車が庶民にとって優等列車であった時代です。

急に前に立たれたのでは避け様がありません。ちゃんちゃん。

 

昭和56(1981)年12月30日