ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

川前から夏井へ

郡山05:40発、平行き720Dに乗車。前日に続き、夏井~川前間で撮影しました。ただし、前日とは逆に、川前から夏井へ向けて移動しながらの撮影でした。

川前には07:10頃の到着。
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郡山行きの727Dと平行き720D
上下の始発列車同士の列車交換です。

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駅名標の隣駅「おがわごう」(小川郷)の下に「えだ」(江田)とあるのは、実際には江田が隣なのですが、江田は駅ではなく仮乗降場なので運賃キロの設定がないため、駅である小川郷が表記されているわけです。しかしながら江田には全列車が停車しており、JR化後、めでたくも駅に昇格しています。

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07:12 720D
乗車してきた720Dを見送ります。

雰囲気は夏井駅と似ていますが、余計なものが無い分だけ駅としての風格があるように思えます。

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県道41号線を西へ向かいます。途中、夏井川に架かる橋が見えて心がグラつきましたが、もっと先で撮りたい場所があったので先を急ぎました。こういう時、移動に時間がかかる徒歩は非常に不利です。

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09:22 夏井→川前 724D
県道358号線からの俯瞰になります。地図で確認していたものの、樹木に視界が遮られているかもしれませんでした。でも何とか抜けている場所があってよかった。

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09:31 夏井←川前 733D
川前で724Dと列車交換してきた733D。移動する時間はありませんので、724Dと同じ場所からの撮影となりました。苦労して歩いてきたこの場所も、車なら川前駅からわずか数分で到着します。

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11:25 夏井←川前 737D
県道から外れて、遊歩道のような所からの撮影です。夏井川はスカスカ。ここでは山の中に入り、見通しの利く場所を探してみたのですが、途中、イノシシの鳴き声が聞こえて「やばい、襲われる」と危険を感じたので、捜索を打ち切りました。そのビビリの結果がこれなわけです。

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12:46 川前←夏井 732D
ここは今でも当時と同じ景観のようです。車でやってきても、幅員の狭いこの道路では駐車もままならないので、全てにおいて車が有利というわけでもなさそうです。それとこの写真の善し悪しとは全然別問題ですけど。

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五味沢トンネル。
線路に上がって夏井方を見ると、トンネルの向こうで、県道が今度は踏切で交差しているのが見えました。撮影には面白そうな場所でしたが、ここで次の列車を撮影すると夏井駅から乗車する帰りの列車に間に合わなくなりますので、後ろ髪ひかれる思いで先を急ぎました。

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14:50 夏井←川前 745D
山間を抜けて、里に出ました。その雰囲気が好ましく、後追いで撮影しました。駅までもう少しです。

夏井駅 昨日の始まりは今日の終わり。
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改札口からホームを見ます。植え込みは線路跡に見えます。ホームの長さからしても、かつては交換設備があったのでしょう。

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ホームから駅舎を見ます。

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ホーム上の待合室。荷物を置いて撮影したのが残念。荷物のない写真も撮るべきでした。

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15:35 736D
撮影を終えて帰宅します。この二日間、移動にはキハ58にばかり乗車していました。1枚窓な分だけ、2枚窓のキハ40系よりも車窓が広く見えるしね。

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平駅 ひたち27号、456M
新しい415系の1500番代です。車体は211系に準じています。

磐越東線の訪問はこれが最初で最後となりました。極めて効率の悪い撮影でしたが、のんびり撮影が満喫できて満足しております。

平成元(1989)年1月22日