ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

6月の帰省

その年のGWは帰省しなかったこともあり、6月に有給を取って札幌へ帰省しました。もしかすると、会社が推薦するリフレッシュ休暇制度とやらを利用したのかもしれません。ある年齢以上ならば休暇中に遊ぶお金を幾らか貰えたのですが、ぺーぺーの私にはそんなものはなし。よって、何の印象もなく忘れました。

 

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札幌駅 おおぞら6号(回送)・ライラック13号

土日を含めて4日間の休暇。時間がないので、帰省の往復には飛行機を使いました。鉄ちゃんとしてあるまじき行為ですが、已むを得ません。金曜日の夜、仕事を終えてから最終便に乗って帰省し、早速、翌日にはこんなんです。お手頃な苗穂へ向かいます。

 

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お馴染みの苗穂駅西側跨線橋から。苗穂駅構内にはなぜか583系の姿が。パンタグラフのない付随車ばかりなので、客車にでも改造するのでしょうか、と当時は思いましたが、結局は数両が民間に売却されただけで、車両として活用されることはありませんでした。唯一、台車が「クリスタルエクスプレス」のキサロハ182-5101に流用されたことくらいでしょうか。

使わなくなった線路からレールを剥がして、チキに積み込んでいるようです。奥に見える苗穂駅の荷物ホームは、まだ新しいのに廃止されてしまい、レールが剥がされています。

 

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14:20 苗穂→札幌 2765M

室蘭発、札幌行きの普通列車です。街中にはまだ高いビルが少なく、テレビ塔がしっかり見えます。右の四角い塔はNTTの建物。

 

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14:30 苗穂駅→札幌 ホワイトアロー7号

苫小牧発、旭川行きです。あっちでもこっちでも工事中です。写真右端には、高架橋の端の部分が見えます。

781系の腰掛に補助椅子が装備されたのはいつ頃だったでしょう。国鉄かJRとしてはサービスの積りだったのかもしれませんが、通路の通行に支障をきたし、また当時は車販もありましたので、結構、いい迷惑だったように思います。特急列車で停車駅が少ないから、通路を歩く人は少ないと踏んだのかもしれませんが、実態は全然違いましたね。混雑すれば通行者も増えるっちゅうもんです。などと思いながら、補助席に座っていた自分って・・・。

 

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14:30頃 北斗10号・ライラック14号

この当時の跨線橋はレールで組んだもので、全部ではありませんが、撮影に適した肝心な場所には金網が張られていました。中学生の時分には、年上の友人とこの場所でC58による入換作業を見物したものです。機関車が吐き出す煙をわざと浴びたのも、今は思い出。中坊は小坊よりアホちゃうか。

ところで、 写真に写る時刻は少し進んでいたようです。便利なようでいて、しっかり設定をしていないとかえって間違いを犯してしまいますね。

 

この後、豊平川付近に移動します。札幌の6月は爽やか満点です。

 

昭和62(1987)年6月6日