ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

磐越西線へ

松前線や礼文での雪中撮影の味が忘れられず、冬の磐越西線を訪れました。その後は只見線もメニューに入っています。

 

07:57、「あおば201号」で郡山に降り立つも、全然雪はありません。

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雪はないけれども機関車が一杯。

すでに廃車となった旧客もおりました。

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オハフ33 2063(←オハフ33 63←スハフ34782)

昭和14(1939)年12月6日落成、昭和61(1986)年3月31日廃車

重量が「ス級」から「オ級」に変更されたのは、もともと「オ級」だったのにも関わらず「ス級」として扱われたものを、昭和16(1941)年の車両称号規程改正の際に、重量表記も実情に合わせて変更されたものです。オハ35形式の場合も同様でした。基本構造が同じスハ32系の重量をそのまま引きずったものと考えられます。

 

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オハフ46 2021(←オハ47 2159←スハ43 2012)

スキャナのごみ取り機能の副作用により、車体側面の形式番号がモニャモニャに消されてしまいました。

オハフ46形式は、全30両がオハ47形式を緩急車化したものです。そのオハ47形式は、全328両が元スハ43形式で、TR47台車をTR23台車やTR34台車に履き替えて軽くなったために形式変更したもの。台車はオハネ17形式やオシ16形式と交換。客車の場合、台車を履き替えたり電気暖房装置を取り付けたりすることにより自重が変わり、そのために形式が変更されるケースが珍しくありません。例外的に、20系客車では汚物処理装置を取り付けたことによって「ナ級」から「オ級」へと重量増になりましたが、形式の変更は行わない代わりに、形式番号の前に「△」マークを書き込んで区別していました。つまり「△ナハネ20」=「オハネ20」という扱いです。

 

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09:20 磐梯町駅 快速「あがの」

初めて訪問する磐梯町駅。この辺りは線路がクネクネしていて面白い絵が撮れそうです。雪は少なめです。

 

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磐梯町駅

今の駅舎は、この当時の雰囲気を残しつつ、改築されたものです。駅舎とホームは地下道で結ばれていますが、全く記憶にありません。

この後、線路脇の小径を伝って翁島方面に向かいました。

 

昭和63(1988)年1月15日