ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

155系狙い

なんかいいよね、155系電車。工夫されたインテリアの修学旅行専用電車として関東、京阪神の中学生には大いに喜ばれたそうです。黄色と赤の派手派手ツートン色と「ひので」「きぼう」という列車愛称名に懐かしさを覚える年配の方々も多いのではないでしょうか。新幹線の登場でお役目御免となった後は、通常の車内装備に改造され塗色も湘南色となって、臨時運用に活躍しました。屋根が極端に低いのは、中央本線などに存在する小さな断面のトンネルに対応するため。

 

根府川で撮影を堪能した翌日の日曜日、155系だけを撮るために夕方の

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17:20 草薙→静岡 12系臨時列車

ラッキ~。

 

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17:31 下り臨時列車

愛嬌ある顔。車体に「いいね」ボタンがあれば何度でも押したくなります。それにしてもこの場所、グーグルマップで見ると、モロ駅構内の中じゃん。東静岡駅の。でもこの当時はそんな状態ではなかった筈。静鉄の高架橋のこちら側には小さな踏切があるし(今は無い)。そして後ろの方にも踏切がありました。

 

昭和57(1982)年6月6日

 

そして何故か平日である火曜日にも撮影しています。ウィキで調べたら会社の創立記念日でした。そして毎度お馴染みの清水駅の南側。

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17:00 草薙→清水 上り貨物列車

元EF90 1。その異彩を放つ前面形状にふさわしいパワーを秘めた、国鉄最強の機関車です。これがブルトレを牽いてくれたらな~なんてことは、ファンなら誰しもが思ったことでしょう。そしてまさかこの3年後にそれが実現するなんて、もうビックリしましたよ。それにしてもナンバーが窮屈そうです。

 

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17:02 草薙←清水 東海3号

 

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17:06 上り荷物電車 クモユニ74が2連

列車種別の幕がないので、照明の蛍光管が剥き出し。

 

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17:19 上り貨物列車

901号機と比べると、運転台窓に庇がついて窓枠がスリムになっています。前部標識灯脇の手摺の形状も異なります。パンタグラフは、901号機が一足先に下枠交差型に交換されています。

 

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17:27 下り臨時列車

中間にはクハ164が。165系編成にクハ153を組み込むことは可能ですが、この場合、せっかくの抑速発電ブレーキが使えないという事態が発生するため、それを解消するために165系化されたクハ153がクハ164。全部で8両が改造されました。塗色は153系時代のままです。行き先サボには「団体専用」と表記されています。

 

昭和57(1982)年6月8日