ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

富良野駅で

「フラノエクスプレス」に乗車して前方車窓、いわゆる展望映像を撮りました。

札幌から苗穂まではこんな感じで。8mmビデオでの撮影です。

www.youtube.com札幌から富良野、そして富良野旭川を往復(富良野旭川間は快速列車扱い)。他の乗客がヌッと前にやってきて、視界を遮られたりもして全線を通してスッキリ撮ることは叶いませんでした。まあ、そういうのは仕方ありません。

で、富良野駅での一コマです。

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キハ40 766

北海道のキハ40は総数150両で、全ての車両が改造され、それによって車番や形式が変わりましたが、そういうのを考慮しないで、それまで写真やビデオで撮影してきたキハ40の番号を整理してゆくと、766号だけが未撮影でした。なので、ここで出会えた時にはちょっと感動しつつ、達成感に浸ったものです。そこそこ両数のある一つの形式を全て撮影するというのは、意識をしてある程度集中的にやらないとできませんが、キハ40は長生きだったので、ダラダラ撮っていても何とかコンプリートできました。

 

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キハ84 1(←キハ80 164)

 

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キハ80 501(←キハ82 110)

ラウンジカーはキハ83を名乗らず、キハ80とした理由は何だったのでしょう。

 

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キハ83 1(←キハ82 109)

 

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キハ84 2(←キハ80 165)

中間車を先頭車に、先頭車を中間車に改造している点が面白いです。理由は知らんけど。

 

「フラノエクスプレス」は平成10(1998)年に引退し、長らく滝川駅構内に留置されていましたが、遂に平成16(2004)年に廃車。3両は滝川駅構内で解体されましたが、キハ84 1だけは保存のために滝川から苗穂まで陸送されました。

www.youtube.com輸送ルートが分からず、この後は国道12号線に出るだろうと待機していましたが、国道275号線経由で運ばれてしまい、撮影はできませんでした。トイレ我慢して待っていたのに・・・。(泣)

しかし結局、キハ84 1は買い手がつかなかったのか、平成27(2015)年に解体されたようです。

 

構内外れには「ツーリング トレイン フラノ」と銘打った、旧客を利用したライダー向けの宿泊施設が鎮座してます。

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スハフ44 15

 

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スハ43 711(←スハ43 511←スハ43 580)

北海道向けに改造されて500番代となった11両のうちの最終番号。しかし、オリジナル車に同じ車番が存在していたため、700番代に再改番されました。ただし、500番代になる以前に、オリジナル車はオハ46に改造されて501~511番は空き番となっていたので(他にも多数、空き番有り)、実質、番号が重複して運用されたことはありません。因みに700番代には他に712~717号がおりましたが、こちらは500番代を経由せずに、一気に700番代に改番されました。

キハ40でも、登場時は0番代ではなく、北海道の100番代が最小番号で、これも過去に旧客を気動車化した初代キハ40が存在したことへの対応だったようです。

運用上は何の問題もない気がするのですが、帳簿上は、別の番号にした方が都合が良かったのでしょうかね。

 

平成7(1995)年7月17日 富良野駅