ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

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昭和42(1967)年8月7日 留萠機関支区

車歴は↓こちら。

29626 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

前照灯前のツララ切り。深川機関区車の特徴ですね。留萠機関支区に配置されていたD61全6両もまた、同様の装備をしていました。実際の効果のほどは分かりませんが。

回転火の粉止めのお皿が目立ちますが、なんかいいアクセントに見えてしまいます。

この機関車も平区の29609と同様、前端梁右側だけ、ピストン尻棒の延長上に切り欠きがあります。なんでかな???他の機関車も確認してみると、39616、39697、69685、69693、79616、更に美唄鉄道の5号、6号でも同様の切り欠きが確認できます。ただ、それらの写真をよ~く見ると、尻棒とは無関係のようで、その位置から想像するに例えばSG管か何かのパイプを通した跡なのかもしれません。

左右とも元空気ダメはランボードの上に載っていますが、ランボードをその部分だけ立ち上げて、その下にタンクをぶら下げるタイプも少なくありません。既出の9633はその中の1両です。

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真空制動から空気制動に変更された際に改造されたものですが、どうしてこのように形態に差が出たのか理由は分かりません。