江別の鐵様の画像につき、転載はご遠慮ください。
平成時代(1990~1994年の間) 羽幌町
車歴は↓こちら。
58629 機関車データベース (形式8620) - デゴイチよく走る!
羽幌炭礦鉄道では老朽化した2輌の8100形式(8110、8114)を置き換えるべく、国鉄から譲渡されたのが2輌のハチロクで、それがこの58629と8653でした。国鉄から私鉄へ払い下げられたハチロクはこの2輌のみです。
58629は保存はされたものの残念ながら腐食が進行し維持できないとの判断から平成21(2009)年6月15日より徐々に解体され、今は跡形もないとか。
それにしてもこの58629、現役時代の写真があまり見つからないのですが、キャブ周りが何とも珍妙です。頑固なまでに完全密閉です。側窓もオリジナルの2枚ではないし。昭和36(1961)年の写真を見ると、キャブ周りは普通の形状です。どの時点で改造されたのでしょうね。まるで樺太庁鉄道のハチロクのようです。
江別の鐵様の記憶では、ナンバープレートは鉄板に書いただけだったようですし、正面の前照灯は何だかただの筒のようであります。