ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 340

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和47(1972)年6月13日 倶知安駅

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51340

フロントのステップが梯子状のものに交換されています。

九州の機関車ほどではありませんが、キャブ側面のナンバープレートがタブレットキャッチャーを避けるためにキャブ前端まで飛び出しています。

キャブ屋根の吊環ですが、機関区や担当工場によっていくつかのタイプがあるようです。雨樋付近に吊りピースを取り付けたものもよく見かけます。メンテナンス上必要な部材は、もともと図面には描かれていないものなのでしょうね。ただし、吊環や吊りピースそのものは標準化されているのかもしれません。

北海道の蒸機機関車は旋回窓の装備が標準ですが、機関助士席側には装備されていないものが数多くおります。機関助士は投炭・給水など多様な作業があって、腰掛に座って前方を確認する暇などないということで(立ったまま、出入り台からの確認とか)旋回窓は必須ではなかったのでしょうかね。