ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

19671

田中 泰三様とSAMPUKU爺様と江別の鐵様とぽっぽや様所蔵の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月 追分機関区

一時期を除き、追分機関区に長く配置されてきました。入換専用機ですがゼブラ模様はまだありません。フロントデッキの全幅手摺が北海道機らしい姿です。

 

昭和49(1974)年12月18日 帯広運転区

除煙板が設置され、ゼブラ模様が塗られました。煤けていて、このゼブラ模様が警戒色として役割を果たしているのかちょっと疑問です。入換に留まらず、広尾線士幌線で貨物列車を牽引していたと思われます。スノープラウとサイドステップとの位置関係が左右で異なっています。

 

昭和49(1974)年12月 帯広運転区

前照灯は北海道特有ではないごく普通の位置に設置されています。前照灯の庇というより保護カバーが左右対称ではないのにはどんな理由があるのでしょう。後部標識灯の取り付け高さも左右対称ではありません。

入換手用の手摺が梯子に2本もあります。梯子最下段のステップは大き目です。しかし右側にはステップがありません。端梁の穴は、ネジ式連結器を装備していた頃のバッファーの取付跡になります。

 

昭和50(1975)年5月3日 帯広駅

広尾線のSLさよなら列車です。次位は9654。白の差し方が独特です。

有終の美を飾った19671は現在、旧愛国駅跡の愛国交通記念館に保存されています。しかし煙室戸の取輪がなくなっており、いわゆる時計針になっています。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/9600/19671

 

茂辺地駅にて。

ホーム上にたんぽぽが咲き乱れていたので、貨物列車と一緒に撮ろうと待ち構えておりましたが、生憎のウヤ。夕方、再訪してみると、たんぽぽはすっかり花を閉じておりました。