matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。
昭和44(1969)年11月17日 姫路第一機関区
煙室戸周りの短い手摺、そしてちらっと見えるかまぼこドーム。前回の271号機ほどではありませんが戦時型の香りが漂います。左右のサイドタンクは揺動防止装置で連結されています。この画像では分かりませんが、先輪はディスクタイプで、キャブ出入り台には手摺兼用の縦樋がキャブ下まで伸びています。この手摺兼用縦樋、北海道や東北で多く見られると思っていましたが、どうもそうとは言い切れないようです。除煙板上部ステーの曲がり具合が、除煙板の折れ角度と一致しておらず、あまりスマートではありません。戦時設計の折れ無し木製除煙板時代の名残とも違うようです。戦時設計の上部ステーは曲面ではなく単純に折れた形状になっています。それは近番では270、271、272、274号機などで確認できます。
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