ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C11 278

matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。

昭和44(1969)年11月17日 姫路第一機関区

煙室戸周りの短い手摺、そしてちらっと見えるかまぼこドーム。前回の271号機ほどではありませんが戦時型の香りが漂います。左右のサイドタンクは揺動防止装置で連結されています。この画像では分かりませんが、先輪はディスクタイプで、キャブ出入り台には手摺兼用の縦樋がキャブ下まで伸びています。この手摺兼用縦樋、北海道や東北で多く見られると思っていましたが、どうもそうとは言い切れないようです。除煙板上部ステーの曲がり具合が、除煙板の折れ角度と一致しておらず、あまりスマートではありません。戦時設計の折れ無し木製除煙板時代の名残とも違うようです。戦時設計の上部ステーは曲面ではなく単純に折れた形状になっています。それは近番では270、271、272、274号機などで確認できます。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/C11/C11278