ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

映画を見た帰り

蒸機撮影では三脚を貸してくれたK君と一緒に街まで映画を見に行きました。蒸機が登場する作品ですが、どうも子供向けだったようで、ちょいと居心地がよろしくありませんでした。K君は室蘭の大学へ行くので、もうタマにしか会えなくなります。

その帰り道、さりげなく鉄をしています。まずは札幌駅で。

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733D、629D
キハ21が顔を並べています。右の629Dに乗車して帰宅するのですが、先頭のキハ21 101は、3両だけ改造された100番代車のうちの1両で、元は52号。半分が荷物室(カーテンで仕切るだけ)、もう半分をロングシートに改造されています。3両とも苗穂機関区の所属です。
発車まで時間があるのでもう少しだけ撮影を続けます。

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おおぞら2号
なんか構図はワヤですが、人が鉄道を動かしているという雰囲気を描写したかったのでしょうね。

で、新琴似駅に到着。

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不審者に見られている自分。右に退避しているのは貨物列車の片割れです。

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貨物列車は長いため(構内踏切を塞いでしまうため)、列車を本線と退避線に分けて待機し、列車交換を行います。
ワフ30004って、ワフ29500形式なんだと。貨車の番号はホントややこしいです。
肝心のオープンデッキが写っていないのが残念です。

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気動車が出て行った後、上り本線に転線します。駅員に断ったんでしょうね。新琴似は有人駅なので、黙って撮影なんかしていると改札が閉じられちゃいますから。

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1692列車 DD13 126
本線で待機していた貨車に連結し、少し長い貨物列車になりました。
右の奥で、近所の子供たちと一緒に見学しているのがK君です。

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ドリゾール工場が消えて(移転?)、空き地が広がる駅裏ですが、数年後にはマンションが立ち並び、やがて複線高架化・電化されます。平成の今、当時の面影は絶無です。

何だか、このまま改札を通らずに駅を脱した雰囲気ですね。勿論、キセルなんかはしてませんけど。

列車の発車は撮影せずに、見送ってから帰宅しますが、受験への緊張感はまだまだ足りなかったようです。

昭和51(1976)年4月2日