ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

片町駅

京都では他にすることもなく(暑いし)、予定を5時間も繰り上げて大阪にやってきました。初めての大阪でまず何をしようかと考え、取り敢えず大阪環状線に乗ってみることにしました。山手線に比べて沿線の建物が低くて見晴らしがよかったよう記憶しています。あっという間に一周したところで、盲腸のようにピョコンと飛び出している片町駅が気になったので寄ってみました。京橋駅からわずか500mなので歩いて行ったのだと思います。

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駅舎をちゃんと撮っておけばなあ。

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金網越しです。

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行き止まりの駅です。101系ばかりがやってきました。

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四条畷」は「しじょうなわて」と読みます。「畷」という字は北海道ではトンと見かけません。細い道やあぜ道という意味です。畷を使った駅名としては神奈川県の南武線に「八丁畷」(はっちょうなわて)という駅があります。「北24条」などと同じように、住所をあしらった駅名ということになりますか。イメージ 5「放出」は「はなてん」。難読駅名ではないでしょうか。

大都会にありながら、地方色を感じる駅でした。
JR西日本になり、今からほぼ20年前に東西線というのが片町線を西へ延長するような形で開業したのに伴い、片町駅は廃止されてしまいました。片町駅は消えても片町線の路線名は残されましたが、実態に合わないという理由からか、「学研都市線」という愛称名が幅を利かせています。札沼線を「学園都市線」と呼ぶのと似ていますね。

昭和54(1979)年8月14日