ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

最終日

このところ、スキャン作業が停滞していて、ご覧いただけるカラーポジがないため、「北海道鉄道百年記念号」の最終日もご紹介しちゃいます。

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張碓銭函
恵比須岩を見下ろせる定番ポイントではありません。それでも結構、ファンや一般の見学客が大勢おりました。
遠くに9821列車が、手前には急行「ニセコ」っぽいですが122列車と思しき列車が通過し、多分、定番ポイントでしっかりすれ違ったことでしょう。

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9821列車が、煙もそこそこ吐いて通過してゆきました。

返しの上り列車は、やはり石狩平野を俯瞰したいので、再びこの場所に。地元TV局の撮影クルーも、狭い道にワゴン車を走らせてやって来ておりました。インタビューされたらどうしようと、余計な心配をしたじゃないか。
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銭函手稲
ED76牽引の上り普通列車が通過。

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銭函手稲 9822列車
列車の走っている辺りに、後年「ほしみ駅」が設置されます。

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北海鋼機の建屋で位置が特定できます。建屋の右側の方には、今や森林が形成されています。

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水平線が曖昧になっていますが、すっきりしていれば青い海が背景に浮かびます。

撮影した時は、煙も少なくて「つまんない」と後悔したのですが、今改めて見ると、当時の街の様子が伺い知れて、なかなか好きかな。カラーポジはどんなんだっけ。

こうして、ときめき中途半端な蒸機列車撮影の日々は、無事に幕を下ろしたのでありました。

昭和55(1980)年11月30日