ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

北海道鉄道百年記念号-最終日

2週間ちかくに渡り運転されてきたC56牽引による客車列車の運転も、とうとうこの日が最終日となりました。最後だから頑張っぺ、と思って最初に向かった先は張碓国鉄バスを下車し、恵比須岩俯瞰の有名撮影地へ向かうも実はその場所をちゃんと理解しておらず、闇雲に探して辿り着いた先は別の場所。すでにファンや見物客が列車の通過を待ち受けており、そう悪くもないのでそこにカメラをセットします。敢えて人を入れました。

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張碓銭函 上り貨物列車
今となっては、DD51牽引貨物列車の方が貴重だったりするかも。

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張碓銭函 9821列車
一般見物客の多くは「見るだけ」でした。今のようにスマホをかざして我も我もと浅ましい姿を晒しません。

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札幌駅に戻ると、ちょうど転線をしている最中でした。建設中の建物は京王プラザホテルです。この4か月後、この建設にかかわった会社に入社することになろうとは、露ほども思っていませんでした。

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最終日とあってか、札幌駅北側構内は立入禁止のロープが撤去され、なかば無法地帯となっておりました。

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C56が単機で苗穂へ回送されます。

最後の撮影はやはり俯瞰で〆たいと思い、またもや手稲付近にやってきました。高速道路を越えて、ゴルフ場へ向かう道路だったような気がします。地元の放送局も車で駆け付けていました。
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銭函手稲 9822列車
ほぼスカの状態で、達成感は全くなし。

道内では5年ぶりの蒸機列車の撮影ということで、気持ちは高ぶっていた筈ですし機材もそれなりに揃っていたのに、何とも不完全燃焼のまま終わってしまいました。あ~やるせない。

昭和55(1980)年11月30日