ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

キハ183形式100番代

平成12(2000)年3月10日 札幌駅 ハナ垂れボウズ
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若いファンの間では「ボウズ」などと呼ばれているキハ183形式100番代です。改造車らしい、どこか愛嬌のある表情にも「国鉄」の風味が効いており、希少性もあってファンの数は少なくないようです。
4両の仲間の中でたった1両だけ残り、臨時列車や「オホーツク」の運用で気を吐いてきましたが、とうとうこの間のダイヤ改正で引退したようです。
晩年は特急シンボルマークが撤去され、何ともしまらない顔つきになってしまいました。キハ82風塗色時代が、一番輝いていたように思います。
実際に乗車した経験から言うと、出入り口から乗り込んで、機械室の横の通路を歩いてようやく客室にたどり着くという構造は、チト面倒臭かったような気がしなくもありませんでしたが、混雑している時には、その通路が避難場所になったような気がしなくもありません。その通路には簡易腰掛が付いていたという話がありますが、全く覚えていません。でも狭い通路でしたから、行き交う乗客にとっては迷惑だったでしょうね。
キハ183系自体、あと数年で引退するのでしょうか。