ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

札幌から苗穂にかけて

この当時はポジは特別な時に使うものと考えていたので、普段の撮影で使うことは滅多にありませんでした。ところがこの日はどうした風の吹き回しか、KMを使って普段の姿を撮影しちゃいました。KMを使ったところで写真の腕前が上がるなんてことはちっともありませんけど。

では札幌駅の東側から苗穂へ向けて移動しながら撮影して参ります。
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3D 特急「おおぞら3号」、1006M 特急「いしかり6号」
札幌の到着時刻は「おおぞら3号」が13:44、「いしかり6号」が13:43なので、どちらかの列車が遅れたり早着すると並走することがありました。北海道といえども、運転時間の正確さはキッチリしていましたから、そうそう願い通りに並ぶなんてことはありませんでした。

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函館からの「おおぞら3号」は、滝川で旭川行きと釧路行きに分割されます。列車番号旭川行きが3Dのまま、釧路行きは4003Dとなりますが、食堂車は釧路行きの編成に組まれています。

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気動車だらけだった時代です。少々けだるくなる、昼下がり14時前の賑わいです。

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1007M 特急「いしかり7号」
自分でもなんだかな~と思う写真です。好みは変化するものですが、「早く目を覚ませ!」と過去の自分に「指導」。

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交通量も少なく、長閑な撮影場所です。春爛漫な昼下がり。

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どこから来てどこへ向かうのか、寝台車を回送する貨物列車。

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オロネ10 502をどこへ回送するのでしょう。苗穂かな?

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お馴染の苗穂駅西側の跨線橋です。北ガスのタンクがものものしいです。付近には貨車がたくさん停まっています。専用線が沢山あったんですね。

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苗穂工場の様子。DD51 648、その後ろはED76でしょう。そして781系電車。時代を感じさせます。

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DD13 126による入換作業。

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833列車 ED76 501
苗穂駅の移転により、この辺りは大きく変わるでしょうが、すでにこの頃から見た今の姿も、だいぶ様子が変わっています。

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6D 特急「おおぞら4号」 釧路発函館行きです。
中央に伸びる、今は亡き引き込み線だか専用線は、本線からの分岐部でレールが途切れています。この時にはもう使用されていなかったのか?

ちょっとした気紛れでポジを使ったようですが、やっぱりカラーっていいですね。劣化の少ないポジはいいですね。

昭和54(1979)年5月25日