ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

札幌駅14時

もう4月に入ったというのに雪が降っていたので、昼から札幌駅へ遊びに行きました。午後2時といえば昼食後の、少しけだるい時間帯でしょうか。そんな中でも札幌駅は、着発する列車たちで賑やかでありました。

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13:42 特急「おおぞら2号」
函館から到着しました。春のベタ雪に見舞われて、ヘッドマークは真っ白。ここから進行方向を変えて、旭川と釧路へ向かいます。

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掛員が給水作業。写真には二人しか写っていない掛員で、わずか5分間の停車時間内に13両もの給水作業を実際に行っていたのか、今頃になって疑問が湧いてきます。

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13:44 L特急「いしかり3号」
そこへ旭川から「いしかり3号」が到着。折り返し「いしかり4号」となります。掛員は今度は「いしかり」にも給水を行います。

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「いしかり」は札幌~旭川間を1時間43分で結んでいました。今の「オホーツク」の1時間35分よりも遅いですが、これは当時の最高速度がたったの95km/hだったからです。

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14:01 1分遅れで発車。この2分前には函館からの急行「宗谷」が到着しており、3分遅れの14:07に稚内へ向けて出発しております。因みにこの当時、「いしかり」と「オホーツク」以外の特急列車は、全て全席指定でした。

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14:08 3143D 旭川行きの快速列車です。快速列車と云っても、通過駅は苗穂、豊幌幌向上幌向だけで、所要時間は3時間3分。現在の各駅停車923Dの2時間54分より10分ほど遅いです。

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西4丁目電停
札幌駅を後にして、札幌市電を撮りに来ています。本屋巡りでぶらぶら歩いていたのかもしれません。704号は路面ディーゼル動車だったD1013号の車体に550形電車の電装品・台車を組み合わせた改造車です。この当時、全ての車両で車体更新工事が進められており、この704号も更新工事を終えて、従来の朱帯が白帯に変わっていました。また、下半分の緑色は明るい若草色に変更になっていたのですが、変わったという印象は薄く、それよりも裾部に巻いていた銀帯が消えたことで(腐食防止のために撤去)、なんか締まりがなくなったように思えました。

昭和53(1978)年4月1日