ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

札幌駅で何がどうした

蒸機を撮影に行く前日に、札幌駅で何となく撮影しているのですが、それがどういう思いによるものであったのか、自分でもその行動は不可解です。その3日前には帯広へ行き、士幌線広尾線をちょっとかじる程度の撮影をし、この翌日には近場の錦岡付近で撮影しているので、春休みということで時間はたっぷりあったとしても、小遣いはそんなになかった筈だけに、フィルムを蒸機以外に消費したことが自分でも信じられません。
メモがありませんが、写真の中の時計や当時の時刻表からある程度は特定ができました。

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小樽方面へ向かう、ED76牽引の貨物列車。ED76は小樽方のパンタグラフを上げます。この5年後に千歳線室蘭本線が電化されますが、ED76の定期運用は設定されず、どうにも中途半端な存在でした。

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10:25発の特急「北斗3号」。堂々の10両編成。勿論、食堂車付き。

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10:31 後の写真から判断して、6番線に到着の快速列車3525D。札幌から急行「天北」になります。所定7両で、後ろ2両は名寄で切り離します。グリーン車は2両目で、影に紛れてよく分かりませんが、屋根上のクーラーでそれとなく判別ができます。

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10:39発の625D、新十津川行き。途中、石狩当別で何両か切り落とすものと思われます。

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ちらっと見える列車案内表示から、11:10発の急行「ちとせ4号・いぶり」と判明。これにより、他の列車も特定できました。

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小樽から11:11に到着し、11:15発の滝川行き3857M。
711系S-901編成。基本2両編成で、モハ711-9が間に入って3両編成になることもありました。縦の黒い影は現像ミスのようです。DPE屋のね。

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11:41発の831列車の入線。4番線であることから特定できました。

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11:54 運炭列車が通過。当時は数多く運転されていました。これは手宮からの返空でしょう。どこの炭鉱へ向かうのかは分かりません。DD51のスピーカーが上を向いているのが滑稽です。どうしちゃったのでしょう。

撮影はここまでで、この後、どうやって帰宅したのかは全く不明。高校3年生になる直前の春休みでした。

昭和50(1975)年4月5日