1年目の「C62ニセコ号」のポジフィルムはまだスキャンしていないので、過去にアップしたのはネガカラーのショボいものだけでしたが、今回、2年目ながらもようやく「C62ニセコ号」の走行シーンをご覧けることになりました。とはいえ、その頃の私は俯瞰症の重篤患者でしたので線路際にはほとんどおりませんでしたし、煙もあまり気にしていなかったので、爆煙ド迫力とは全く無縁な写真ばかりです。
それと、C62目当てとはいえ、何の変哲もない定期列車を無碍にするほど割り切った心は持ち合わせておりませんでしたから、試写も兼ねて気動車もきっちり押さえております。

塩谷駅付近の山の中を徘徊して場所探しをしておりました。銀山まで行かなくても山の中の雰囲気はあるでしょ。

天候のせいもあるけれど、もう列車がどこにいるんだか。因みに画面左から外れた山の麓には新興住宅が建ち並んでおります。


下り勾配というのは知っていたから、このショボさは想定内。でも確かにこれでは寂しい、寂し過ぎる。

午後の返し狙いで場所を移動しました。お墓のある山の上です。画面右端の小山(グランドらしき場所の上の方)が、それまで撮影していた場所になります。無駄な情報でした。立ち上がる煙はC62とは何の関係もありません。

塩谷駅は山の陰で見えませんが、蘭島側も見通すことができる、大変にお得な場所なのです。フルーツ街道はまだ整備中のようで、盛土がまだ新しいように見えます。

線路とフルーツ街道って、こんなに接近していた?いえいえ、望遠による圧縮効果でしょうねえ。

ここも煙が出ないのは合点承知の介。でも、こうした風景的なものをどうしても撮っておきたかったのです。桃内の集落へ抜ける山道が廃道ながらもまだ何とか歩くことができて、C62が通過中のその道の踏切はまだ健在でした。


煙というよりは蒸気でしたが、私にしてみればこれで十分です。見通しが利くので、しばらくの間、見続けておりました。
平成最後にアップした写真が、こんな冴えないものばかりで申し訳ないです。
平成元(1989)年5月2日