昭和61(1986)年10月12日 小樽駅 S-52編成
国鉄最後のダイヤ改正を控え、山線から消える特急「北海」、急行「ニセコ」などを撮りに来た時に写した1枚です。当然ながらJRマークはありません。
赤に白帯姿、身延線の115系を連想してしまいました。
色が変わるだけで印象は随分と変わるものです。キハ183系もN183系の増備を機に、新特急色へ塗り替えられましたが、従来よりも全体的に明るく爽やかになった印象で、悪くはありませんでした。民営化に向けて淡い希望を感じさせてくれました。
しかし、JR化後に新設された「スーパーとかち」から採用されたJR標準色は、全くいけません。781系にしてもしかり。一言でいうなら「ダサイ」「ダサすぎ」。特急らしい華やかさが全くなく地味~なだけ。ジミー変ドリックス。
そんな中、711系は国鉄色を維持しました。キハ56系も改造車を除き国鉄急行色を守りました。ほかのJRも一部の車両ながら国鉄色へ復元しているのは、単に国鉄ファンに受けるから、という理由だけではないと思うのですが。