ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

岩内線 幌似駅跡

友人と積丹方面へドライブした時のこと。正直、どこをどう走ってどこに到着したのかなんて全然覚えていませんが(天気が悪く肌寒かったのとウニ丼を食べたことだけはかろうじて覚えていますが)、途中、国富付近で国道5号線から国道276号線に入って間もなく、道路沿いに駅舎らしき建物が見えたので思わず立ち寄ってしまいました。

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岩内線の幌似駅でした。岩内線は昭和60(1985)年7月1日の廃止ですからそれからすでに20年以上経っているわりにはとても綺麗な状態です。
駅舎は牧場で見かけるような建物に思えます。
岩内線には乗車したことはなく、当時の様子は想像するしかありません。

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管理する人が常駐しているわけでもなく、自由に出入りできる状態。

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構内に入ります。おそらく当時のままの姿と思われます。ここ共和町は「らいでんスイカ」「らいでんメロン」「らいでんスイートコーン」「らいでん南瓜」「らいでん馬鈴薯」の産地ですが、やたら「らいでん」が頭に付くのも、雷電温泉や雷電国道など、地名からきたもので、少し年を食った鉄道ファンならば急行「らいでん」が頭に浮かぶでしょうね。因みにYMOの「ライディーン」は「雷電」ではなく「雷神」からきています。

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ウィキによればワフ29587。

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ウィキによるとスハフ42 257。岩内線とスハフにどんな関係があったのかは不明。

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改札口の脇にはベンチも残っています。

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廃止当時の時刻表でしょう。

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手荷物、小荷物の受け渡し窓口。

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ベンチと切符売り場。

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廃止当時の運賃表。

その後、国道276号線の付け替え工事に伴い、駅全体が北側へ若干移設されたそうですが、ストリートビューを覗いてみると駅の雰囲気は十分に残されているように見えます。
因みに掲載した写真はコンデジで撮ったもの。データそのまんまでスキャン不要。楽過ぎじゃん。

平成18(2006)年7月12日