ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

札幌駅西側の高架化工事中の様子

正月二日目も寝坊した後に札幌駅へ出ました。東側の高架化工事を見たので、西側も見ておかねばなりません。すでに夕方近くとなっていて薄暗い中、露出不足のポジフィルムを作ってしまったので、色の方はもう何が何だかよく分かりません。

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西6丁目踏切から札幌駅の方を見ています。右には大きなビルが完成しています。グーグルマップによれば今は「JR北海道本社西ビル」のようです。当時は国鉄だったので、国鉄の何とかビルでしょうか。そのビルのすぐ左に隣接して、今は「JRGOGOビル」が建っています。5条5丁目でゴーゴービル。

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踏切を北に渡って、今はこの高架橋の下に「ファミリーマート」が店を構え、高架橋のすぐ北側に駿台予備校があります。

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田中組が建設中なのは「札幌センタービル」で、その陰に京王プラザホテルが見えます。

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振り返ると先ほど渡った西6丁目の踏切があります。現在の「JR北海道本社西ビル」が聳えています。

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西へ進んで、「京王プラザホテル」の駐車場です。

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西8丁目の踏切から札幌駅方を見ます。車はこれより西へ進めません。なぜかと言うと、高架橋が立ちふさがっているからです。
↓この通り。

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西8丁目の踏切を渡って桑園方向を見ます。気動車がいる辺りに西9丁目の歩行者・自転車専用の踏切があるのですが、そこまでどうやって行ったのかさっぱり覚えていませんが、来ちゃいました。↓
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歩行者・自転車専用の踏切から札幌駅方向を見ます。ちょうど「北海」の回送列車が前照灯も点けずにやってきました。

グーグルマップと見比べて場所を特定できても、あまりの変わりように何だか全然ピンときません。それにしても酷い写真だこと。ホントすみません。

昭和58(1983)年1月2日

先日、ヤフオク昭和8年発行の小樽市内地図を入手しました。小樽商工会議所が発行したもので、価格が表示されていないので無料で配布されたものかもしれません。小樽市は人口がすでに15万人を超えており、札幌市の人口18万人に次ぐ多さです。地図では市街地が形成されているように描かれており、その間を線路が走っています。札幌からやってきた函館本線南小樽から手宮線と分かれます。ここから函館本線は単線になりますが、手宮線は複線です。手宮駅の先には何本も線路が分かれています。石炭をここで船積みしていました。小樽築港駅からは東と西に臨港線が伸びており、まだ埋め立てられる前の海沿いに線路が敷かれています。国道5号線は、札幌方面は平磯トンネル付近で途切れていますが、ちょうどこの地図が発行された昭和8年に開通しております。昭和58年の50年も前。う~ん、街の様子は想像がつきません。鉄道の方はまだ木造客車が残り、輸入蒸気機関車もバンバン走っていた頃でしょう。国産機関車ではC51やD50が花形でしたね。