ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C11 336とC11 337とC11 341

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

九州のC11です。九州にはある時期、C11が101輌も配置されたということを過去記事で書きましたが、配置された輌数はもっと多いでしょう。

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昭和46(1971)年2月19日 早岐機関区

車歴は↓こちら。

C11336 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

この1年半前の昭和44(1969)年10月31日に運転されたお召列車の予備機でした(当時は佐々機関区所属)。本務機C11形式165号機とともに626列車で佐々から伊万里へ回送される際には(お召列車は伊万里から有田まで)、本務機の284号機の前に連結され、C11三重連の威風堂々とした客車列車だったとか。とはいえ、284号機はストで醜く汚れており、お召し機の美しく磨かれた姿とはあまりに対照的だったそうな。

早岐機関区のC11は大村線佐世保線で活躍していました。

 

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昭和46(1971)年2月19日 鳥栖機関区

車歴は↓こちら。

C11337 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

大きい動輪(1520mm径でC58と同じ)のC11は軽快な印象を受けますが、門デフを装着すると更に爽快さが加わります。甘木線で活躍していました。

 

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昭和46(1971)年2月20日 直方機関区

車歴は↓こちら。

C11341 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

本日の3輌は戦後に製造されたこともあってか、ドームはカマボコ形ではありません。交換されたのか最初からそうだったのかは分かりません。前回の小松島支区の320号機も同じ年に作られているのに、そちらはカマボコです。地域差もあるのでしょうか。

4次型では先輪はディスクタイプとなっていますが、341号機ではスポークタイプに交換されています。スポーク動輪にはスポーク先輪の方がお似合いです。