ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58102とC58105

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年6月30日 高崎第一機関区

車歴は↓こちら。

C58102 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

前回の100号機とそっくりな画像ですが、照明用配線の取り回しに違いが見られます。

ナンバーの102の「1」が妙に太く、手造り感があって好ましく思います。

 

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昭和43(1968)年3月 大分運転所

 

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昭和46(1971)年2月17日 大分運転所

車歴は↓こちら。

手入れが行き届いている105号機。噂に他這わず、九州の機関車は綺麗です。

2輌しか存在しないK-10タイプの門デフ装備車で、この姿でお召列車を牽引しています。

磨き出された手摺類には品を感じますが、これも整備にあたる現場の人々の苦労の賜物でしょう。

キャブ出入り口には、手摺を兼ねた雨水用の縦樋が取り付けられています。C58ではキャブ側面に雨樋を設けおらず、写真を見てもどのように排水処理をしているのか分かりません。手摺兼縦樋は、350号機や351号機などにも見られます。

一番下の写真にはリンゲルマン濃度計が写っており、4種類の濃淡がはっきりと確認できます。