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昭和59(1984)年6月
苗穂機関区を出区する、北海道では稀少なキハ48と、入区するキハ56系の顔合わせ。当時はありきたりの光景で、なんも面白くなかったです。
キハ48+キハ40は札沼線の運用でしょうか。
まだ都心部には高層ビルがなく、テレビ塔がよく見えます。沿線の倉庫群も、当時の苗穂駅周辺の特徴を表しています。引込線もありましたね。札幌駅はまだ地上駅でした。
跨線橋から見渡す苗穂工場。ジョルダンが苗穂機関区の外れに留置。ジョルダンのすぐ横の柵が、機関区と工場の境界です。機関区には無断で侵入してもあまり怒られませんでしたが、工場に無断で立ち入るとめっちゃ叱られました。江別の鐵様も経験済。
今と異なり、貨車の数が多いです。今は輪西で対応しています。
「国鉄車両配置表」を見ると、1983年度には苗穂機関区にディーゼル機関車の配置がありますが、1984年度には消えています(気動車のみの配置)。機関車は小樽築港機関区に集約されたようです。それでも、他機関区からのDD51が休息する姿や入換に励むDE10の姿はありました。