ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D50 149

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月5日 岩見沢機関区

車歴は↓こちら。

D50149 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!

廃車はこの翌年の3月ですが、既に火を落としているように見えます。

前照灯には大型のLP403ではなく、程よい大きさのLP42を装備しています。

ナンバーの「9」がバランス悪いです。

除煙板の点検口蓋に取っ手があるのが新鮮です。

煙室扉にはボルト頭のような突起が2カ所あります。上の画像では向かって右側のをうっかり消してしまいました・・・犯人は私です(汗)。74号機や143号機とは位置が異なりますが、用途は同じなのでしょう。扉の裏を見てみて~。

前端梁の両端には切り欠きがあります。140号機にはなく、北海道機にはあります。北海道機ではない90、117、124、131号機にもあります。何なのでしょう。

せっかくの化粧煙突なのに回転火の粉止めがあるのは興覚め・・・などと無粋なことは言いません。必要だから付けたのであって。原型崇拝は、美女が眼鏡をかけるのを否定するにも似た、偏った美意識(自己中的な?)に思えます。程度にもよりますけど。

フロントの後部標識灯は、北海道機らしくランボード端にあります。

機関士側キャブ前窓には庇がありますが、丸っこい形状がちょっとユニークです。

炭水車はリベットの配置からして水20立米積載の8-20形式でしょう。これが原仕様なのですが、12-17形式に振り替えられたもの、最初から12-17形式で落成したものの方が多いようです。