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昭和42(1967)年8月8日 池田機関区
D60と共に、新得~釧路間の運用に就いていた頃でしょうか。とは言えこの時期、D60は徐々に撤退し、それと入れ替わりにD51が勢力を伸ばしていました。他には池北線用の9600が、陸別までの運用を持っていました。
キャブ周りなどは極寒地仕様に改造されていますが、正面だけ見ると、まだ本州機と変わりません。「架線注意」札もありません。
空気圧縮機から元空気ダメへとつながる繰出管ですが、この機関車は1回折れです。非公式側ではほぼ全てが2回折れになっていますが、公式側では1回折れの機関車が少数派ながら残っていました。
トラ60000の側板には割れ目が入り、その補修の「かすがい」やボルトで固定した金具が痛々しいです。
昭和44(1969)年8月10日 常紋信号場
常紋トンネルを潜り抜け、本線を通過する貨物列車でしょうか。除煙板はいまだ切り詰めされていません。北見区独特の補助灯がオデキみたいです。
左2本の線路は信号場へ続く下り本線(左側)と上り本線(右側)、右1本は引き上げ線です。この分岐部は後に大きなシェルターで覆われてしまいます。
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