ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

本日のスキャン ササラディーゼルカー

詳しい説明は端折ります。
札幌市営地下鉄南北線自衛隊前駅の高架下には、市営交通で活躍した車両たちが保存されています。中でも、鉄道ファンにとっては市電車両が目玉でしょう。往年の名車たちが寡黙に佇んでいます。
札幌市電には、路面電車ならぬ路面ディーゼルカーがいたというのは伝説的に有名な話かと思いますが、同様に冬の風物詩であるササラ電車に対してササラディーゼルカーもおりました。それが下の写真です。

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ササラ電車とは趣が異なり、幾分スマートな印象を受けます。形式の「DSB」というのは「Diesel · Snow · Bloom」の頭文字をとったそうです。(ウィキより)
小学生の頃に近所まで鉄北線が延伸され、1年間くらいは非電化でしたが、その間の冬期間に、この車両を見た気がします。まだ道路は舗装されておらず、そんな状況下で雪をササラで吹き飛ばすと、石ころも混じって飛んできたような記憶があります。
それでも子供でしたから、わざと跳ね飛ばされた雪を浴びて遊んでいました。
結局は全線電化されたので、非電化時代に稼働した回数は、ササラ電車に比べるとずっと少なかったでしょう。よくぞ解体しないで保管していたものです。
現在は車両の配置が変更されています。

昭和53(1978)年4月9日