ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

石灰石輸送貨物列車廃止後の東鹿越駅

平成9(1997)年3月18日、北海道から車扱いの貨物列車が消えました。東鹿越から中斜里へ向けての石灰石輸送貨物列車です。その最後の列車を18日に見送った二日後に、またまた東鹿越駅を訪れました。

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06:25 新琴似駅 529D
この撮影直後、札幌行きの一番列車520Dに乗車しました。東鹿越へ行くには、いつもこの列車でした。また「一日散歩きっぷ」を使い格安で乗車するためには、最寄りの新川駅の窓口はまだ開いていないため、隣の新琴似駅から乗車せねばなりませんでした。

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札幌駅 快速「ミッドナイト」
これを撮影してから127M(滝川行き)で滝川へ向かうのがいつものメニューでした。

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滝川駅 キハ40 741入換
いつものように駅外れでカメラを構えます。「芦別ー滝川」のサボが確認できますが、朝一番の2421D(滝川05:46→芦別06:24)~2420D(芦別06:38→滝川07:09)~2423D(滝川07:32→芦別08:04)~回2446D(芦別→滝川)という運用をこなしてきたもので、写真は滝川駅到着後、転線しているところです。

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イメージ 508:56 1083列車? DD51 1136

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11:29 東鹿越駅 2427D
ホームには石灰石が鎮座していますが、すでに貨車の姿はありません。駅の開業はまさに石灰石輸送がもたらしたもので、この石灰石は駅の象徴と言えるでしょう。
17日に日鉄鉱業では最後の貨車への積み込みが行われ、翌18日に石灰石輸送の最終列車が中斜里へ向けて出発しました。17日にはセレモニーが実施され、飾りつけされた入換動車が工場から駅へトキ25000を牽引した姿が印象的でした。18日には数人のファンらに見送られて、DD51 1159が牽引する8481列車がおごそかに駅を出発したものです。

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11:59~12:06 クリスタルエクスプレス・2434D
2434Dは釧路発で、2427Dと対を為す列車です。この日もやはり「クリスタル」はかなり空いた状態でした。
「クリスタル」には14日に乗車して展望撮影をしたのですが、富良野新得間では、先頭車は私だけの貸し切り状態でした。惜しむらくは、ビデオテープをケチって全線に渡り撮影したのではなく、要所要所を回しただけでした。なんせ1本3000円もする30分テープですから、そうそう大盤振る舞いできないわけでして。現在不通となっている東鹿越~上落合信号場間がブツ切撮影なのが本当に残念です。

これだけ撮影して帰途に就きましたが、この日は友人二人と「一日散歩きっぷ」を使っての乗り鉄がメインだったのかもしれません。

平成9(1997)年3月20日